Case Study
事例紹介Episode“00”「聴覚・耳科専門クリニックを目指して」
舟石川ひふみみクリニック(茨城県那珂郡東海村)
サポート期間:2022年10月~2025年9月
※Episode“00”の本事例は、Oto Lab.の設立前に弊社代表が個人事業としてご相談いただいた事例になります。
[課題]
大学病院レベルの耳科・聴覚診療をクリニックで実現したい。
[支援内容]
検査設備の提案、実践的な検査手技の徹底指導、検査体制構築支援
[成果]
言語聴覚士を中心に、正確な検査で質の高い耳科・聴覚診療、補聴器外来を実現。
[課題]
大学病院で行っていた耳科診療をそのままクリニックへ
院長の貞安令先生とは東京女子医科大学東医療センター(現 足立医療センター)耳鼻咽喉科で出会い、耳のスペシャリストである須納瀬弘教授を共に師事しました。須納瀬教授からは医療に対する姿勢や考え方、患者さんへの接し方など多くのことを学ばせていただき、貞安院長をはじめ、多くの先生方と耳科診療に携わらせていただきました。
貞安院長は須納瀬教授と同様に聴覚・耳科領域がご専門とされ、耳の治療をできる限りクリニックで完結したいという信念をお持ちでした。診療から手術まで一貫して耳の治療ができる知識と技術を最大限に活かすため、より専門的に対応できる設備や環境を整える必要がありました。
診療レベルに合わせた検査部門の確立
耳科手術や補聴器診療に対応できる検査体制を構築するために、検査室の配置や広さ、検査機器の選定、人材育成(検査技術指導、必要な医学知識の提供)などが課題でした。
[解決]
理想の診療に耐えうる設備
耳科・聴覚専門クリニックとして対応できる検査の項目と検査の質を整えるために、院内での検査室の配置、検査室の広さ、検査機器の選定など、クリニックの構想段階から話し合いを重ねました。クリニックでは珍しく防音室を2部屋設置し、オージオメーターを用いた聴覚検査はもちろん、耳管機能検査や耳音響放射、補聴器適合検査など、より専門的な耳科診療と補聴器診療を両立できるようサポートしました。
基本の検査手技の徹底
まずは日常業務を確実に遂行できるよう、基本的な手技の徹底を心がけました。
聴覚検査は主観的な検査が多いため「検査者の先入観」も結果に大きく影響します。正確な結果は、精確な手技でしか得られないため、検査者の先入観が入り込まないよう、一つ一つの手技を精確に行うよう指導しました。
とくに純音聴力検査は診断における最重要情報であるため、患者さんへの説明から機器装着、閾値測定、マスキングまで、現場ですぐに活かせるよう実践的にサポートしました。
検査の意義を理解し、応用の利く検査体制の構築
検査手技の指導だけでなく、耳科疾患、検査の原理、結果の解釈(なぜこのような結果が得られたのか)など、検査の臨床的意義(検査と疾患の関連)を理解し、実際の検査に活かせるよう指導しました。
[成果]
現在では言語聴覚士が2名在籍し、大学病院と遜色ない検査体制を構築しています。また、補聴器診療をほぼ毎日行いながら、耳科学手術や遺伝性難聴の遺伝子検査の実施など、充実した耳科・聴覚診療を提供しています。
今まで他院で「もう治らない」と言われていた方や、友人から「補聴器なら舟石川ひふみみクリニックがよい」と勧められた方など、耳で悩む多くの患者さんを支えており、茨城県の聴覚・耳科診療を牽引しています。
Contact
お問い合わせ
サービスに関するご質問やご相談など、
お気軽にお問い合わせください。
現状をヒアリングさせていただき、
ご要望に沿ったサポートを提案します。